ターミナルでコミット間のdiffを見比べるツールとして、パッチ形式のgit diff
サブコマンドが知られています。
gitにはこの他にgit difftool
というサブコマンドがあり、外部の差分編集ツールで編集できます。
git difftool
で使用するツールはgit config
で設定可能です。
$ git config [--global] diff.tool vimdiff
$ git config [--global] difftool.prompt false
difftool.prompt
は、ツール起動前の確認を省略するオプション(デフォルトはtrue)です。
vimdiffはvimが入っている環境のTUIで動作するためポータブルです。GUIでは
meldも人気があります。
vimdiffの場合
vimdiffのデフォルト設定ではreadonlyで起動するためdiffを見比べる操作になりますが、.vimrc
に以下の設定を追加しておくと編集可能になります。
set noro
vimdiffは2ペインで比較表示し、do
(obtain), dp
(put)という独特なコマンドで差分を反映できます。
複数ファイルで変更があるケースでは、各ファイルを:q
などで閉じていくと次の差分比較に移ります。
⁋ 2021/09/10↻ 2024/11/07
中馬崇尋
Chuma Takahiro
Chuma Takahiro