コマンドラインのビープ設定

bashなどターミナルシェルの操作中に、候補が見つからないと一般的にビープ音が鳴ります。これは bell という古くからある機能で、設定可能です。

bashなどreadlineベースのアプリケーションの場合、~/.inputrcに以下のように設定するとビープ音を消し、画面点滅のフィードバックに変わります。

set prefer-visible-bell

この設定はシェル起動時に読み込まれます。androidのTermuxも.inputrc設定が有効です。androidでは初期設定のaudible-bellはビープ音またはバイブで、visible-bellに変更するとフィードバック無しの挙動になりました。

また、kubectl exec -- bashなどでリモートシェルに入る場合には、リモート環境の~/.inputrcの設定で挙動が決まります。

なお、readline以外の Visual Bell 設定については JFの「アプリケーションのビープ音を消す」を参照してください。