docker-composeを活用するとマルチコンテナを一限管理しやすくなります。
Compose file(YAML形式の設定ファイル)で環境変数を設定する際、env_file
ディレクティブでコンテナ間の共通変数を定義できるため、開発環境のDBホストの接続情報などをDRYに指定できます。
Compose fileの該当部分だけを記載すると、以下のような形式になります。
services:
container_1:
env_file: ./common.env
environment:
DB_NAME: db_1
container_2:
env_file: ./common.env
environment:
DB_NAME: db_2
env_fileのほか、environment
ディレクティブで個別の環境変数もセットでき、env_fileと併用できます。
env_fileで指定するファイルは、以下のように環境変数を羅列した単純な形式です。
HOST=192.168.1.1
USER=some_db_user
PASS=some_db_password
各コンテナの環境変数を確認するには、docker exec
などを利用してコンテナ上でset
コマンドを実行するとリスト表示されます。
ほか、Compose fileの設定については、 公式ドキュメントに記載されています。
⁋ 2017/05/17↻ 2024/12/18
中馬崇尋
Chuma Takahiro
Chuma Takahiro