Google Chat(旧Hangouts)はSlackなどと同様のビジネスチャットで、Google Workspaceに統合されています。
テーマ別のスペースやチャットボットなどの一般的な機能に加えて、Gmailと統合されている点は最大の特徴でしょう。スマホ向けには同名のアプリがありますが、Gmailアプリにチャットのタブが表示されていれば通知を含めてGmailアプリのみで利用できます。
Google ChatのWebhook
システム通知をチャットスペースに投稿するためのWebhookは、原始的なcurl
の例では以下のような形式で利用できます。
curl -XPOST -H 'application/json; charset=UTF-8' \
-d '{ "text": "<users/all> Messages to notify" }' \
'https://chat.googleapis.com/v1/spaces/XXXXXXX/messages?key=xxxxxxxxx&token=yyyyyyyyy'
- URLに認証情報が含まれており、他のクレデンシャルは不要
- Webhook URLはスペースごとに発行でき、Webの各スペース画面から取得できる
- クエリパラメータに
key
とtoken
があり、bashから送信する際はURLをクオートしないとURLが切れて403エラーになる - スペース管理画面でrevokeも可能
- リクエストはJSONをPOST
この例のようにビルドツールからcurl
を実行するほか、各言語でHTTPリクエストを発行しても良いでしょう。
レスポンスのJSONで動作確認可能です。
⁋ 2021/10/12↻ 2024/12/18
中馬崇尋
Chuma Takahiro
Chuma Takahiro