Google Compute Engineのインスタンスには、gcloud compute ssh
コマンドが提供されています。
さらに、Developers Consoleに登録したSSH鍵の情報を用いることで、一般的なSSHコマンドによるアクセスも可能です。
セットアップさえ済んでしまえば、scpコマンドも含めてとくに制約なくサーバー管理全般を行えるようになります。
SSHアクセスのための情報
SSHアクセス設定するために必要な情報は、 Developers Consoleで確認・登録できます。
- 計算処理 → Compute Engine → メタデータの画面に「SSHキー」というタブがあり、SSHの公開鍵を登録できます。
- Google Cloud SDKをセットアップした段階でひとつセットアップ済みになっていました
- 計算処理 → Compute Engine → ネットワークの画面でマシン別の「外部IPアドレス」を確認できます
接続設定
Linux/Unix系のOSでは、~/.ssh/configの一般的な設定にIPアドレスと秘密鍵を設定することでアクセスできます。
- Host: 任意の設定名
- User: SSHキーの画面で設定されているユーザー名を指定
- HostName: アクセスするマシンの外部IPアドレス
- IdentityFile: SSHキーの画面に登録された公開鍵に対応する秘密鍵のファイル
- Google Cloud SDKをセットアップした段階で、~/.ssh/にキーファイルがセットアップされていました
⁋ 2015/04/07↻ 2024/12/18
中馬崇尋
Chuma Takahiro
Chuma Takahiro